4回はがして、はじめて患部と
4回はがして、はじめて患部密着。
なんのことかというと、
そうです、ばんそうこうの事なのです。
ワタクシ、
使うまで、直前まで、こう思っていました。
「すこしの時間かもしれませんが、
その4回はがすということ時間をつかうより
さっと貼ったほうがよいのでは???
4回も、あちらこちら剥がす時間がもったいない気が。」
とおもっていたら!
よくよく考えてみれば、貼る瞬間って、けっこう、イタタ!と、なっていて、
それはどうしてかというと、
裂けた細胞になったつもりで想像してみていただきたいのですが、
裂けた内部は外界を知らない、ということも大きいのかもしれない訳で。
知らない世界、知らない雰囲気のなか、すぐにそこへ、また、
見知らぬ(絆創膏とはいえ)ものが近寄って、
しかも、その見知らぬものを運んでくるのは、
その肉体を統括しているヤツな訳で。
ど・ど・どうなってるのー、
っときっと傷口周辺の細胞はパニック状態なのでしょう。
でも、そのパニック状態だからこそ、だからこそ、
いままでの、絆創膏のペタッ!が、
そして、そのペタッ!による、貼る瞬間のイタタタ(>_<)!
が、その後の生活に影響するようなココロの傷となっていたのです。
だって、手当てをして数日間、
何度も例のあの感覚、貼る瞬間のイタタタ(>_<)!を、
おもいだしているのですもの。
たとえば、貼った絆創膏がチラリ、とみえるたび。
絆創膏をはりかえるたび。
ああ、ビバ絆創膏。
まるで、脳をだいすきな人に直接、なでなでされたかのような快感と安心感。
もちろん痛みますが、すぐにあの絆創膏による、
最初のやんわりふぃっと感につつまれ、ふくふくとした気持ち。